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「天理大学ふるさと会」との話合いの進捗状況と当同窓会の今後について(その3)

天理よろづ相談所学園同窓会会長 市村輝義

冬

 新年あけましておめでとうございます!
 いよいよ本年4月、「天理医療大学医療学部」は「天理大学医療学部」として再スタートします。天理看護学院(旧天理高等看護学院)、天理医学技術学校(旧天理衛生検査技師学校)から「天理医療大学医療学部看護学科・臨床検査学科」として56年間の歴史を刻んでいた学校が「天理大学」へ移管されます。なにか寂しい感じもしますが、発展的閉校で喜ばしいことかもしれません。
 さて、「天理大学ふるさと会(校友会)」との進捗状況ですが、「ふるさと会機構改革検討委員会」は、昨年10月に新会則(案)を策定し、答申致しました。それを受けて「ふるさと会新体制実行委員会」が本年11月に発足し、本同窓会からは、市村と茶木副会長が委員として選任され、今までに2回の会議が開催されました。この委員会は、答申の内容を再検討し、より実効性のある具体案を策定することを目的としています。新会則が軌道に乗るまでの令和5年度末を任期としています。新会則は今年4月1日に発足しますが、令和5年度は、この委員会で決定された事項から順次、具体的に実行し、体制を整えていくこととしています。 天理よろづ相談所学園同窓会員(約5,000名、卒業生全員)は、本年4月1日より「天理大学ふるさと会(校友会)」の会員として登録されます。現在、約3,500名の連絡先が判明しています。連絡が取れていない方は、このホームページ「お問い合わせ」の項よりご連絡下さい。出来るだけ正確な会員把握を目指しています。氏名、住所、勤務先等に変更があった場合も同様にお届けいただけると幸甚です。登録がまだの方も登録をお願い致します。
 本同窓会は、「天理大学ふるさと会」の中で、前回もお知らせしたように「医療学部(支)部会」として活動を展開したいと考えています。ふるさと会の「支部細則」の範囲で、現会則を基本に新会則を制定する予定です。ふるさと会の新会則は今年の4月に施行されますが、「医療学部(支)部会」は、本年9月16日(予定)に臨時総会を行い、新会則、新役員等を決めた後、10月1日に発足したいと考えています。それまでの会務は、現行の体制で臨みます。ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
COVID19は依然として収束の気配を見せていません。社会は、だんだんWith Coronaの時代に移ってきているようですが、感染リスクの高い医療従事者にとって充分に感染予防・対策を徹底させた上で、なお一層ご活躍下さい。皆様のご健康とご活躍を心よりお祈りいたします。

令和5年1月1日

プロフィール(市村輝義)

学歴:札幌北高等学校卒業、天理衛生検査技師学校卒業(1970,2期生)(後の天理医学技術学校、現 天理医療大学医療学部臨床検査学科)、放送大学卒業 (2005)、放送大学大学院修了(2009)、奈良大学文学部文化財歴史学科卒業 (2021)
職歴:1970年 天理よろづ相談所病院臨床病理部(臨床検査技師)就職。1974年以降、天理医学技術学校専任教員、教務主任、副学校長を経て、2008年定年退職。その後、関西医療大学臨床検査学科設置室を経て、関西医療大学保健医療学部教授に就任し、2017年退官。
現在:天理よろづ相談所学園天理医療大学評議員、日本臨床検査学教育協議会名誉会員
市村輝義